演技の夢占い
演じることを職業にしていない人でも、日常生活で大なり小なり「演技」をしているものです。
子どもの頃に優等生を演じていた人は、今でも親の前では優等生を演じてしまっているかもしれません。
演技をする夢は、どのような心理状態を表しているのでしょうか。
ここでは、さまざまな演技に関する夢をご紹介します。
演技の夢の意味。コミュニケーションの象徴
演技の夢は、夢占いでは周りの人たちとコミュニケーションを象徴する夢です。
緊張して上手に演技ができない夢は、人とのコミュニケーションが上手に取れていないと感じている状態や、コミュニケーションに対する苦手意識を表しています。
どのような場面で演技をしているか、演技をする目的や演技をしている時の感情などから、現実の世界で自分が直面しているコミュニケーション上の問題が何か、自分が置かれている立場や取り組むべき課題などを読み解くことができるのです。
舞台などの演技の練習(稽古)をする夢
舞台などの演技の練習をする夢、舞台の稽古をする夢は、周りの人たちとのコミュニケーションが上手に取れているかを象徴する夢です。
練習で上手にできる夢や練習が順調に進む夢は、コミュニケーションがうまく取れていることを表します。
逆に何度練習しても上手にできない、練習で失敗ばかりしている夢は、人とのコミュニケーションに問題を抱えている状態を表しています。
相手の話をきちんと聞いているか、相手に気を遣いすぎて見当違いなことを言っていないか、自分がコミュニケーションを取る時の姿勢を見直してみるとよいでしょう。
「練習の夢占い」の意味も参考になるでしょう。
舞台などで演技している夢
舞台などで演技をしている夢は、特別な役割や責務を与えられている状況を表します。
クラブ活動で部長や副部長などの役職に就いたり、職場で後輩を指導する役割を担うなど、相手と自分との関係が変わることでコミュニケーションにも変化が起きることを表す夢です。
上手に演技をしている夢は、与えられた役割や責務を果たせていることを暗示します。
逆に舞台で演技を失敗してしまう夢は、与えられた役割や責務に対して消極的だったり、気後れしている状態を表しています。
だますために演技をする夢(嘘をつく、泣くなど)
相手をだますために演技をする夢は、コミュニケーションを取ることに対して居心地の悪さを感じている状態を表している夢です。
例えば相手をだますために嘘をつく夢は、自分の本音を口にできていないことへの不満を表します。
相手をだますために嘘泣きをする夢は、自分が感情的になっていることが原因で周りの人たちとうまくコミュニケーションができていない状態を表す夢です。
相手をだますために笑ったり喜んだりする夢は、素直な感情を表に出せないフラストレーションを感じていることを表しています。
「騙す、騙されるの夢占い」や「泣くの夢占い」の意味も参考にしてください。
演技しているときの感情が印象に残る夢(快感、後ろめたい)
演技に関する夢の中でも、特に演技をしている時の感情が印象に残る夢を見ることがあります。
夢の中で演技をしている時の感情は、コミュニケーションに対する自分の姿勢や感じ方を表しています。
演技をしていることに快感を覚えている夢は、周りの人とのコミュニケーションが円滑で、コミュニケーションを取る時にもリラックスできていることを表します。
演技をしていることに後ろめたさを感じている夢は、嘘をついている、本音を隠しているなど、コミュニケーションで自分の気持ちを相手に伝えることができていない状態にストレスを感じていることを表す夢です。